スパイク・チュンソフトから、5月19日に発売されたオープンワールドFPS「ホームフロント ザ・レヴォリューション」。
FPSとはいえ、背景にやや説明が必要な、複雑な背景をもつ同作。これらの動画は、FPSとしてのプレイを考えている人にも、非常に有意義なものであろう。
アメリカ合衆国が、架空の国家KPAによって独立を失う。なんとも荒唐無稽に聞こえる話ではあるが、その背景について描かれた動画がこちらになる。
はじまりは1970年代。物語のカギとなる企業APEXと、シリコンリバーの誕生にまで遡ると説明されている。圧倒的な技術力と商品開発力を保有するAPEX。情報通信産業が兵器産業へと脱皮したのちも、合衆国はAPEXの依存を深めていく。
やがてドル暴落からデフォルトという悲劇的状況に陥り、合衆国は独立を失うこととなった。
見逃せないのは、架空企業「APEX」のテレビCMまでも作成されているということであろう。
前半はごく普通の民間企業の広告に見える。しかし後半、徐々に方向性に違和感を覚えるであろう。CMのエンディングから暗転した、キャラクターベースのコンピュータ画面を見て、何を感じるだろうか。
それぞれの動画のローカライズも、実に的確でわかりやすい。見ておくことで、ゲームがさらに楽しめそうだ。
▼外部リンク
「ホームフロント ザ・レヴォリューション」公式
http://www.spike-chunsoft.co.jp/hfr/index.html
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