任天堂から2015年5月28日に発売され、全世界で450万本以上を売り上げた対戦アクションゲーム『Splatoon(スプラトゥーン)』。日本では約130万本が販売され、Wii Uソフトの国内販売本数でランキングのトップに立っています。そんな人気作のスプラトゥーン、お膝元の日本勢と海外勢のプレイヤー達に違いはあるのでしょうか?
2015年6月の第1回から、2016年7月の第16回まで行われた期間限定イベント「フェス」。お題を出して2チームに分かれ、ポイントを競うものでしたが、お題は「日本」「北米」「欧州」と、世界の地域毎に違うものが出題されていました。
例えば、第1回は日本「ごはんVSパン」・北米「猫VS犬」・欧州「ロックVSポップス」、第2回は日本「赤いきつねVS緑のたぬき」・・北米「ローラーコースターVSウォータースライダー」欧州「食べるVS寝る」といった具合です。
しかし、第11回 「どちらを選ぶ? ポケットモンスター赤 vs ポケットモンスター青」(ポケットモンスター20周年記念 全世界同時開催フェス)、第14回 「行くならどっち? オシャレなパーティー vs コスプレパーティー」(Splatoon×Miitomo 全世界同時開催&全世界共通マッチングフェス)、第16回 「シオカラーズ国民投票! アオリ vs ホタル」(ラストフェス)のように、全世界共通で盛り上がったフェスもありました。
日本では主流でないFPSが隆盛を極めたり、海外のゲーム文化は日本とは少し違います。いろいろなプレイスタイルがあるとは思いますがスプラトゥーンの海外勢は「ひたすら自陣を塗ってる」「突撃ばっかり」「異常にテンションが高い」など、ちょっと特殊な印象を受けるようです。
また、海外勢と一緒にプレイすると回線の違いのためか“反応が遅れる”“テレポート・瞬間移動する”“空中浮遊する”などの「ラグ」が発生することが多く、回線が突然切れていなくなってしまう“落ちる”こともままあり、日本人プレイヤーは「ラグ外人」などと呼んで恐れていました。
それ以外では、プレイヤーのレベルは総じて日本人の方が高く、あまり外国人とはマッチングしたくないという状況でした。
フェス後に発表される海外勢の百ケツ(ランキング上位100人)を見て日本人ユーザーは驚愕した。「赤ZAPゴーグル」「ヒーローシューター」「無印バレデコ」など、日本では考えられない装備がてんこもりでした。
逆に日本勢の特徴を見てみると、百ケツのほとんどが安全靴を装備という右へならえ状態。流行り物やトップがいいと言ったものは良いという、日本人気質がはっきりと出ています。
外国人ユーザーから見た日本人はやはり強いと感じているようです。しかし、ただゲームプレイとして強いだけではなく「日本人はいつ寝るんだ」「学校とか会社に行けよ」「日本人全員ニートかよ」「日本人よどうか寝てくれ」と、いつログインしてもいる日本人に恐れをなしているようです。
その結果、日本人の名前を見ただけて「ジャップだ、逃げろ!」「レベル30の日本人がお前のイカのケツを揚げに来る」「日本人の名前をみたらそっ閉じ」「自分以外日本人という絶望」「横浜に原爆を落としたい」「スプラトゥーンから日本人を追い出してくれ」などの迷言・珍言が溢れることになってしまいました。
この現象はスプラトゥーンが地域別にサーバーを分けず、全世界共通にしたため。世界の人とプレイできるのは嬉しいですが、変な誤解や軋轢が生まれてしまうのは悲しかったり、面白かったり、複雑ですね。
【関連記事】
スプラトゥーンの通信エラー(回線落ち)の原因と対策・有線化について
【スプラトゥーン】ガチマッチのコツ(立ち回り)・おすすめブキやギアまとめ
【スプラトゥーン】amiiboチャレンジに必要なものと報酬(ギア・ブキ・ミニゲーム)について
【スプラトゥーン】amiiboとは?使い方・使い回し・色違いでの内容や報酬の違いについて
【スプラトゥーン】ヒーローモードとは?報酬(巻物・ブキ・ミステリーファイル)について
【スプラトゥーン】アプデ更新情報や予定は?9月で最後?有料などのうわさまとめ
【スプラトゥーン】スプラチャージャーの使い方やメリット・デメリットや立ち回り方について
【スプラトゥーン】フェスの称号の種類・報酬(サザエの数)の違いについて
スプラトゥーン スーパーサザエ入手方法・使い道・今後はどうなる?
(画像は公式サイトより)
(C)Nintendo
Twitterでゲームベースをフォローしよう