任天堂はこれまで「NX」としてきた新ハードの正式名称は「Nintendo Switch」になると明らかにして、公式サイトと初公開映像を公開。新ハードの使い方や性能についてのアピールを行っている。
「Nintendo Switch」は“据え置き機”“携帯ゲーム機”の2面性を持つハード。“据え置き機”としては、これまで通り、テレビなどの大画面に接続してゲームを遊ぶことができる。
そして目玉機能となるのが、ディスプレイ(コンソール)をドックから切り離し、携帯ゲーム機として使う方法。付属のコントローラーを装着して1つのゲーム機として遊んだり、コンソールとコントローラーを切り離して使うことも出来る。ゲームを外に持ち出して、のどかな公園でプレイしたり、飛行機の中で遊んだり、仲間とワイワイゲームをしたり、色々な遊び方ができるようになっている。
「Nintendo Switch」のコントローラーとして紹介されているのは、小型コントローラー(ジョイコン)と標準サイズのプロコントローラー。ジョイコンは2つ付属するものとみられ、通常はジョイコングリップの左右に装着して1つのコントローラーとして使う。
大勢でプレイする場合は、ジョイコンを1つの小型コントローラーとして利用することも可能。
外出先などで携帯ゲームとして遊ぶ時は、コンソール(ディスプレイ)の両サイドに装着して、独立したゲーム機として遊ぶことができる。
また、これまでのゲーム機の標準サイズと同じプロコントローラーも用意。ジョイコンには任天堂の代名詞、十字キーがないが、プロコンにはしっかり十字キーが実装されている。
最大の違いはやはり携帯ゲーム機としての機能を持つこと。これまでの任天堂のゲーム機は“据え置き機”は「Wii U」、“携帯ゲーム機”は「ニンテンドー3DS」と明確に分けられてきたが、「Nintendo Switch」はその両方の機能を兼ね備える。
これにより、現在「ニンテンドー3DS」をメインに遊んでいるユーザーは「ニンテンドー3DS」の切り捨てか?とかなり危機感を持っているが、3DSのゲームが「Nintendo Switch」で遊べるならばその危惧は払拭される。
据え置きと携帯ゲーム機のいいとこ取りといった感じの「Nintendo Switch」。amiiboに対応するのか? iPhoneなどの携帯ゲームとの親和性は? スペックは?などなど、まだまだ明かされていない謎は残るものの、「全く新しい」というコンセプトの印象は、強くゲームユーザーに刺さる結果となった。
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(画像は公式サイトより)
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