PS4とPS3の違いはどこにあるのか、まずは「グラフィックの違い・容量の違いはどうか」という疑問から見て行きましょう。
まずグラフィック部分に関してはこれまでSONYが自社開発をしていたパーツからAMDという世界的に有名なパーツメーカーが作ったパーツに移行してPS3の8倍美しいといわれる極めて美しい描画が可能になりました。
容量に関してはPS3が20〜500GB、現行モデルだとおおよそ250GBほどが平均的な値になっているのに対してPS4は500GBもしくは1TBとなっています。
1TBというのは約1000GBですから、容量についてもやはり進化していると言えるでしょう。
ただPS4はゲームソフトの容量自体も約2倍ほどに増えていますから、PS3と比べて劇的な進歩を感じられるのは1TBモデルからであるとも考えられます。
次に「オンラインは?性能は?」についてですが、残念ながらオンラインについては最低限の機能以外の部分がPS4だと有料になっています。
もともとPS PLUSなどのサービスに加入していた人であれば気にならない部分ではありますが、全ユーザーに対して月額制の課金を求めるようになったというのは残念なポイントです。
オンライン性能については各家庭が契約している回線の速度によって左右されるためなんとも言えない部分がありますが、機体そのものの性能は問題ないレベルです。
そして最後に「PS1やPS2は遊べるの?」という疑問もよく出てくるのですが、残念ながらPS4はPS3とは違いゲームアーカイブスなどでダウンロードできるPS1、PS2ソフトに対応しておらず遊ぶことはできません。
これはPS4のハードウェア・ソフトウェア構造的に対応が難しかったとされているため、すぐに対応するという期待は持てません。
今後PS4がさらに進化して普及すれば対応する可能性もありますが、少なくとも現行モデルでは一切対応していません。
そのため「最新ゲームを最高の環境で遊びたい」という人にはPS4はおすすめできますが、「ゲームはそこそこ遊べれば良い」、「古いゲームも遊びたい」という人の場合はまだPS3でも良いでしょう。