10月13日発売の「PlayStation VR」は、ゲームだけじゃない楽しみ方が備わっている。それは迫力の映像体験ができる「シネマティックモード」。VRの特性を活かしたこのモードがどのようなものか調べてみた。
「シネマティックモード」とは、映画館のようなスクリーンを仮想空間に出現させ、そのスクリーンでPS4用ソフトウェアや映像コンテンツを再生し、迫力ある映像が楽しめるというもの。映像は2Dだが、視界のほとんどを映像が占め、余計な情報が入ってこない没入感により、映像の美しさや音の素晴らしさがダイレクトに伝わってくる。
PS4で使えるいろいろな機能に対応し、ゲームや映像コンテンツはもちろん、ソーシャル機能のシェアプレイやLive from PlayStation、「torne(トルネ) PlayStation 4」で録画した番組の視聴が可能だ、
ヘッドマウントディスプレイを装着すると、目から2.5メートルの位置に大迫力のスクリーンが浮かびあがり、映像を視聴できる。
スクリーンのサイズは3種類から選べ、小(117インチ相当、視野角54度)、中(163インチ相当、視野角71.5度)、大(226インチ相当、視野角90度)となり、見え方が変わってくる。
小サイズは常時目線の正面にスクリーンが固定される。頭を上下左右にふってもスクリーンは正面のままだ。
中サイズはデフォルト設定。視野の全てをスクリーンが占めるという感覚だ。こちらは頭の動きには対応せず、常時固定されている。
大サイズになるとスクリーンの端は視界の片隅といった感じで、頭をふって視線をそちらに向けないと見られない。映画館の前方中央の席に座り、少しだけ頭を上げて画面を見ているような感覚だ。飛びきりの迫力ある映像を楽しみたいときには、このモードにして臨場感を味わいたい。
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(画像は公式サイトより)
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