Sony Interactive Entertainment(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のCEO・Andrew House(アンドリュー・ハウス)は、英Financial Timesのインタビューに答え、PlayStation 4の上位版「Neo」(開発コードネーム)を発売予定であることを明かしている。
PS4は、ソニーが2013年から発売している(日本では2014年)、第8世代のゲームハード機。上位版の「Neo」は現行モデルのPS4と併売され、価格は、現行モデルの350ドル(日本では3万4980円)よりも高く設定されるとしている。発売時期について明言されていないが、現行版・上位版共に10月に発売されるPlayStation VRに対応するとしているので、10月までに発売されると見られる。
ハードコアゲーマーをターゲットにしている「Neo」の画質は4K(ウルトラHD)に対応しグラフィック性能もアップしている。また、ハイレゾ音源のコンテンツにも対応する。これまで約5~7年のスパンがあったPlayStationの次世代機のサイクルより早く新型機が投入されるのは、スマートフォンやパソコンなど、他のデジタルデバイスの進歩・改良のリズムと歩調を合わせるためだとしている。
Microsoftは、現行の上位版「Neo」と同じ位置づけのXbox One改良版「Xbox One S」をゲーム見本市「E3」で発表すると見られる。「Xbox One S」は、Ultra HD(4K)・HDR(ハイダイナミックレンジ)出力対応・2TBストレージ・新型ワイヤレスコントローラーなどのスペックが、ゲーム掲示板「NeoGAF」でリークされたばかり。「Neo」はE3では発表されないとのことだが、スペック的に完全にライバルとなる「Xbox One S」との対決の行方に注目が集まる。
(画像はフィナンシャルタイム・NeoGAFより)
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