位置情報ゲームのパイオニアとして知られる、株式会社コロプラは、Oculus Rift向けの新作「Fly to KUMA」と「VR Tennis Online」の、2016年春の配信を決定した。
ヘッドマウントディスプレイ対応の製品であり、頭の動作とゲームパッドの操作で、細かな動きのコントロールが可能になるという。
今回リリースが決まったタイトルである「Fly to KUMA」のクマは、位置情報ゲームのマスコットとして、広く親しまれている。
ゲームでは、一定の法則で前進するたくさんのクマたちを、障害物から守ったり、段差を登らせたりしながら、ゴールまで導いていくというものである。用意されたステージは100種類以上になる。
クマたちの誘導に失敗すると、愛らしいしぐさをしながら昇天していくものの、ペナルティなしでリプレイ可能であり、ストレスはあまり受けないという。
「VR Tennis Online」は、バーチャル・リアリティの特性を活かし、迫力あるテニスを楽しめるアクションゲームである。操作性はシンプルで、それでいて奥深い駆け引きを楽しむことができるという。
オンラインの名を冠しているだけあり、世界中のプレイヤーとのオンライン対戦も可能となる。日本のユーザーは、北米サーバへの接続でプレイすることになる。
コロプラは、VR専門ファンドに出資するなど、VR市場に意欲的である。今後の展開に注目したい。
▼外部リンク
コロプラ、Oculus Rift向けの新作VRゲームを2本配信決定!
(プレスリリース)
http://colopl.co.jp/