サイバーエージェント傘下のシロクが手がける、スマートフォンのイヤフォンジャックに差し込んで往年の名作ファミコンゲームが遊べる「ピコカセット」。2015年9月の東京ゲームショウ2015に登場するやいなや、懐かしさ爆発で多くのユーザーを惹きつけた話題のアイテムだ。
この「ピコカセット」、実はカセットにはゲームのデータは入っておらず、Web上にあるデータをダウンロードするためのキーになっているところは、いかにもデジタル全盛の現代的なファミコンといった感じだ。
さらに販売方法も現代的で、初回版はクラウドファンディングでの販売となった。クラウドファンディングサイト「Makuake」に登場した「ピコカセット」の内容は、ジャレコ（現・ハムスター）が1985年に発売した『忍者じゃじゃ丸くん』。「忍者じゃじゃ丸くんピコカセットEDITION開発版」が手に入るのは3980円以上のコースになっている。ただ、本稿執筆時3980円コースは在庫切れなので、これから購入する方は、4980円の【限定2000名様】デバッガーコースが最低価格となる。
その他のコースでは、宣伝文句やキャッチフレーズの提案が行えるプロモーターコース5980円やピコカセのTシャツデザイン提案権があるデザイナーコース9800円、テストプレイ権などがあるスーパーバイザーコース9800円、パッケージデザインに意見だしができるディレクターコース19800円、イベント優先参加権があるプロデューサーコース29800円などが用意されている。
（画像は公式サイトより）
©ピコカセット製作委員会
