自転車の空気入れには、英式や仏式、米式のものがあるのをご存知ですか?
その違いによって、空気が入れられないこともあります。
ここでは、そんな空気入れについて、日本の自転車に多く使われている英式と仏式について、その違いとともにご紹介しましょう。
日本のほとんどのシティサイクルで使われている形式の空気入れです。
空気を入れる際に、入れ始めから抵抗が強いのも特徴です。
日本では、ほとんどの人が、必ずといって良いほど1度は目にしているものといえるでしょう。
主に、競技用の自転車やロードバイクなどで使用されています。
仏式の空気入れには、筒の部分にネジが付いているタイプと、付いていないタイプがあります。
また、バルブの背が高くなっているロングバルブというタイプもありますが、バルブアダプターで長くすることもできるようになっています。
英式と仏式の空気入れの大きな違いは、高い空気圧に耐えられるか、空気を入れた後に空気圧の測定や微調整ができるかにあります。
仏式では、これらが全て可能であるため、競技用の自転車やロードバイクなどで使われることが多くなっています。
一方、英式では、これらのことは全て行うことができません。
バルブの形が違うため、英式の空気入れで仏式のタイヤに空気を入れることも、反対に、仏式の空気入れか英式のタイヤに空気を入れることもできません。
そこで使用するのが、変換アダプターです。
変換アダプターはタイヤのバルブの先に取り付けられるようになっていて、これを使えば、タイプの違う空気入れでも、空気を入れることができるようになります。
英式の空気入れと仏式の空気入れには、このような違いがあります。
空気入れの種類によって空気が入れられないこともあるので、自転車を購入する際には、念のため、どのタイプの空気入れかチェックしておくと安心です。
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