任天堂は、アメリカで開催中のゲームイベントE3において、ゼルダシリーズの最新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を発表した。対応ハードはWii UとNX(開発コード)。発売は2017年予定。
本作は「ゼルダの当たり前を見直す」というコンセプトで作られた最新作。広大なオープンワールドは10年前の2006年に発売された『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』と比べると12倍の大きさとなっている。「目を覚まして、リンク…」と姫の声で起こされるリンク、しかし今度のハイラル王国は、決められたストーリーに縛られない、新しいゼルダの世界。武器を作るための素材を集めたり、減った体力を回復する料理を作ったり、状況に応じてリンクを好きに操れる。また、リンクが目覚める場所がハイテクノロジーな場所だったり、タブレットのような道具にリンクが驚いたり、失われた科学力の存在も感じさせる。
移動手段の馬に乗るには草むらから忍び寄って飛び乗ったり、小さなタコのようなハングライダーで滑空したり、壁や大岩をよじ登ったりと、世界が広いからこその幅広い移動手段が見られる。
敵を倒すのも弓矢一辺倒ではない、木の実を撃って驚かせて逃げさせたり、岩山から大岩を落として一網打尽なんてことも可能。もちろん剣や弓での直接攻撃も有効で、敵を倒せば相手の武器が手に入る。敵が弱化すれば戦闘中に武器を奪うことも可能。そして武器は耐久性があっていずれ壊れるので、武器の管理が戦闘ではキーになりそうだ。また、戦闘中にスローモーションが発生することもあり、ハリウッド映画さながらのメリハリのあるバトルが楽しめる。
また、ゼルダの醍醐味であるパズル要素もふんだんにありそうだ。ダンジョンではU字型のマグネットの磁力を使ってブロックを引き寄せたり離したりして謎を解く。また、磁力で放り投げた板で敵をまとめて殲滅というような使い方もできるようだ。
バトルで協力して敵にダメージを与えたり、ウルフリンクを先行させて敵を倒したり、ウルフリンクだけでダンジョンを攻略したりと、amiiboの種類によって効果が異なる模様。
(画像は公式サイト・動画より)
(C)Nintendo
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