画像引用:LINE公式ページ
毎日新聞は、LINEが運営しているパズルアプリ「LINE POP」について、LINE社内で法律違反にあたるのではという指摘があったのにも関わらず、仕様変更で規制逃れをしていたと報じている。また、それに関わる調査をするために関東財務局が同社に立ち入り検査したとしている。
焦点になっているのは、ゲーム内アイテム「宝箱の鍵」。ユーザーは前払いでアイテムを取得して、必要に応じて使う方式だったが、購入しながらも使わなかった分が約230億円にのぼるという。この場合、利用者保護のための資金決済法に基づいて数十億円分を法務局などに供託する必要がある。
これに対してLINE内部では法抵触の認識があったが、仕様を変更することで財務局には届けていなかった。毎日新聞が入手したという内部報告書によると「仕様変更をもって通貨に該当しないという立場を取る」と記載されていたという。
同紙がLINEに取材すると「検査を受けていることは事実。昨年5月にアイテムが前払式支払手段(通貨)に該当するのではないかという相談が社内であったが、問題ないと判断した。それをより明確にするために仕様変更し、それ以降は厳格な運用をしている」という回答があったという。
同日、LINEは報道に対してプレスリリースを発表。「当社が資金決済に関する法律(以下「資金決済法」といいます。)に基づく規制の適用を意図的に免れ、同法に基づいて必要とされる供託を逃れようとしたかのような報道がなされましたが、そのような事実は一切ございません。」と完全否定している。
引用元:毎日新聞
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