10月13日発売の「PlayStation VR」(PS VR)。国産VRデバイスの最高峰として期待が高まっているが、そもそも本機はどんな機器でどう使う物なのだろうか? またPCに繋いでプレイすることはできるのだろうか?
発売前月である9月14日時点での情報をまとめたい。
セットになっている内容物は以下の通り。
・VRヘッドセット × 1
・プロセッサーユニット × 1
・VRヘッドセット接続ケーブル × 1
・HDMIケーブル × 1
・USBケーブル × 1
・ステレオヘッドフォン(イヤーピース一式)× 1
・電源コード × 1
・ACアダプター × 1
4万円台という価格は、上半期に発売された「Oculus Rift」「HTC Vive」の10万円前後と比べると格安に見えるが、両機がカメラやコントローラーとのセットであるのに対し、「PS VR」はVR映像を見られるヘッドセットのみとなっている。
「PS VR」でVRゲームを遊ぶためには、「PS VR」本体・「PlayStation 4」本体・専用カメラ「PlayStation Camera」・VRゲームソフトが必要となる。
なお、専用カメラ同梱版の「PlayStation VR PlayStation Camera同梱版」は4万9980円であり、PS4ユーザーならば、「PlayStation VR PlayStation Camera同梱版」さえ買ってしまえば、あとは欲しいVRゲームソフトを買うだけでOKなので、前述の「Oculus Rift」「HTC Vive」と比べると約半額というお値打ち感は魅力だ。
もし、PS4を持っていなくても、先ほどソニーから発表されたPS4のモデルチェンジ版、薄型・小型化された「新型PlayStation 4」が2万9980円なので、今ならPS4もついて、約8万円でVRが楽しめるという考え方もできる。
必須ではないが、モーションコントローラーの「PlayStation Move」もVRの面白さを100%引き出すには必要なアイテム。ゲームソフトの中には「PS Move」がマストとなるタイトルも出てきそうだ。
前述の「Oculus Rift」「HTC Vive」は高性能なPCとの接続が必要だが、「PS VR」はPS4で起動するので値段の高いPCは必要としない。しかし、「PS VR」を使って超ハイスペックなVRゲームをぬるぬる動く状態で楽しみたくなったら? 当然、ハイスペックなPCとの接続が求められる時期がくるだろう。
これに関しては、執行副社長・伊藤雅康氏が将来的なPC対応を検討中であると明かしている。PS4をベースにしたクローズドな世界では無く、パソコン用のVRソフトをPS4に移植したり、そのまま「PS VR」で楽しめるようになったら、さらにVRの世界が広がることになるだろう。
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PSVRのメリット・デメリット コントローラーは見えるのか?
(画像は公式サイトより)
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■今後のPC接続可能性情報に関する外部サイト記事
・engadget
http://japanese.engadget.com/2016/08/08/psvr-htc/
・NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2146641023279049001
・gizmodo
http://www.gizmodo.jp/2016/03/playstation_vrpc.html
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